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観音めだかって

ちいさな出逢いから

紬がれゆく和み

どこの川にいもる、茶色い小さな魚、それがめだか。
幼い頃、めだかは川にいるものだと思っていました。
近くの川には、かじか蛙に、ホタル、そしてめだか。
採って帰って、手水鉢で飼ってた、めだか。
木々にはカブトムシや、ぶんぶん、
クワガタ、カミキリムシ、蝉。

年月とともに、
自然の木々は伐採され、
道ができ、
川は痩せ、いつの間にか、
めだかは身近な川に住まなくなりました。

大人になって、知人に戴いためだかは、
子供のころ見た姿ではなく、様々な色に驚きました。

色は変われども、
むかし眺めてた手水鉢の中の、めだかのように、
優しく、穏やかな気持ちにしてくれた、めだか。

めだかは今も、ひとの身近にいます。
そして、感動と癒しを与えてくれます。

経 歴

2010年の春からヤフーのオークションに出品させていただいております。


2014年9月14日に行われた『第一回観音めだか 個展』の模様をスライドショーでご覧いただけます。